ぼっち旅

9日目は黒松内から札幌の2りんかんにむかった。仙台の2りんかんを通過してからずっとバイク用品店が無かったので非常にありがたい。
北海道に2りんかんは札幌にしかない。今回のツーリングの初期装備のホムセン箱は今はもう無く、バッグ1つだけしか積んでいない。
札幌を通り過ぎてしまうと、バイクに特化した積載方法を手に入れるのは難しくなると思ったので、サイドバッグを購入することにした。

サイドバッグはハードにするかソフトにするか。

ninja250にサイドバッグをつけた様子
サイドバッグを取り付けるとこんな感じになる。

バイクのバッグサイドに取り付ける積載方法として、生地製品のサイドバッグと樹脂製品のパニアケースがある。
パイアケースの場合は防水性能や耐久性が上昇し、バッグのずれも発生しない素晴らしいものだが、取り付け金具を追加で購入する必要がある。パニアケースだけでも高価なのに加えて取り付け金具を買う余裕はないため、サイドバッグを購入する事にした。
購入したサイドバッグはデグナーNB-102というスポーツ車両のリアにフィットするタイプの物にした。車体との取り付けはナイロンベルトとアタッチメントで取り付ける。私はめんどくさくて使わなかったが防水シートもつけることができるので、非常に便利だと思う。これを買ったおかげでツーリングマップルを取り出せたり、のちのちキャンプを復活させることができたりした。


DEGNER(デグナー) スポーツダブルバッグ ポリエステル・PVC ブラック 縦23x横44x高さ14.5cm/片側 NB-102

9日目、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山を見た。

羊蹄山

ninja250と羊蹄山

ninjaと羊蹄山

郷土富士ともよばれる富士山のそっくりさんは日本各地にあるが、羊蹄山はその中でも山頂から山麓にかけて綺麗な円錐形をしており、富士山に非常によく似た形をしていることで有名。
写真の場所は何か所かあるビュースポットのうちの一つで、羊蹄山八幡ビュースポット駐車場という名前があるらしい。
大型車両も駐車できるパーキングであるが、トイレも自販機も存在しないあっさりとした場所になっている。ただ街灯も電線も存在しないので、羊蹄山をバッグにバイクを撮影するにはオススメの場所だと思う。

札幌まで行ったのにニセコに戻り、オオワシロッジという宿に宿泊した。

9日目に宿泊したのはオオワシロッジという宿で、恐れていたリゾート価格では無くリーズナブルに宿泊することができた。コンビニや居酒屋の他にゲレンデにも近く、空港からのシャトルバスにも対応しているらしくビジネスマンも来客する。
宿のスタイルとしては素泊まりでアメニティは無いといったものだが、建物全体が清潔で一切の不満は感じられなかった。
24時間出入り可能なナンバーロック式のエントランスを採用しており、外にある喫煙所に好きな時に行けるのも嬉しいポイントだった。

やはり、ニセコで泊まるならココを考えてみるのをお勧めしたい。

正確には忘れてしまったが宿泊料金は3000円代だったと思う。
自分がよく利用するゲストハウスはお風呂は順番待ちがあるために、先客がいる時は待つことになるのが普通だが、ここはお風呂場という大きな部屋の中に小さなお風呂場がいくつもあるのが面白い。シャワールームがいくつもあるのではなく、お風呂場がいくつもあるという珍しい造りはテンションがあがる。
ここまで書いていて、「ちょっと贅沢なカプセルホテルみたいな感じなんでしょ?」という印象を自分でも受けるが、雰囲気としては企業の経営するゲストハウスといった感じでとても気に入っている。

今回のルート