フカフカのベッドに天気は晴朗、GWTRの行き先を西日本にして正解だったと確信した。
安閑と淡路島を目指して出発した時刻は8:30時間に追われないのも旅の醍醐味。
淡路島
とはいえ淡路島でゆっくりしている程の時間は無いので、高速道路を使って西へ駆け抜ける。
GWTR最初のツーリングらしい食事は淡路島SAにて、特産物である玉ねぎを使ったピザのようなもの。


優しい味で美味しいが、下からスープが零れてくるので気を付けないとベトベトになってしまう。
名港トリトン同様に斜張橋である鳴門大橋を抜け四国へと入った。
田の浦野営場
毒虫が怖いのでキャンプは冬キャン専門だが、今回は先日購入した折りたたみ式アルミ製フライパンの性能チェックを兼ねてデイキャンで昼食をとる。
今まで使っていた単身者サイズのテフロン加工フライパンに比べると軽く、かさばらないので積載性は素晴らしい。
田の浦野営場に来る前に立ち寄った道の駅、くるくるなるとで購入した鳴門鯛を調理して使い勝手を確認する。


テフロン加工されていない為か非常に魚が張り付くのは誤算だったが、次回は油を持ってくれば問題ない。

調理中に非常に残念な事実に気が付いた。
ローコストで地元食材を食べる事が出来るのでフライパンやバーナーを持ってきているが、この後も運転をするのでお酒を飲むことが出来ない。
そしてさらに気が付いた事がある。
そもそも地元食材を調理して食べるだけなら調理器具の揃ったゲストハウスに宿泊すれば済む問題で、 かさばる道具を持ってくる必要はなかった。
今回はコロナの問題もありゲストハウスは使わないので仕方ないが、多くのゲストハウスはホテルよりもドミトリーなら宿泊費は安い。
次回からキャンプ以外ではフライパンを持ってくるのはやめよう。
短時間しか滞在しなかったが田の浦野営場は海辺にある芝のフリーサイトで、トイレなども揃っているようだった。

ただ高規格キャンプ場ではないのでゴミ箱は無いためお持ち帰りが必要。
自分はトレーは水道で洗ってこの日のホテルで廃棄、魚の骨はバーナーで焼き切って食べた。
余談
宿泊費と食費の合計を抑えながら美味しく地元食材を食べる最高の方法は民宿が一番だと思う。
完全なプライベートが欲しいときはホテル、自分で調理したり旅人との関わりが欲しいときはゲストハウスを選択し、 とにかく美味しいものが食べたいなら民宿が良い。
昆布の漁場をもっている民宿に泊まった時は、昼過ぎまで羅臼昆布を齧りながらオーナーのおばちゃんと話した。
つまり無料で楽しい時間と高級昆布を食べれた。
屋根がある場所でコストを抑えて本物の旅情を味わうことが出来るのは、ライダーハウスだと思う。
まず間違いなく何かしらの面白い事が起きる。
今まで経験したのは突然のオーナー仲介で地元民とのバーベキュー大会や、長期滞在の大工さんと日曜大工をしながら酒に溺れる生活を2週間近くして何故か北海道の海に飛び込む。
他にもおじさん三人で部屋の中でドローンを飛ばして遊んで、朝には最高の手作りコーヒーをぶっ潰れた紙コップで飲んだり、宗谷岬で令和を迎えるために夜中に爆走していくバイク乗りを見送ったりした。
そいうえばオーナーさんのバイクを少し借りたこともあった。
瀬戸大橋
瀬戸大橋にたどり着いたのは19時過ぎで夜が訪れようとしていた。
通行料と考えれば高額だが、この体験と景色を考えれば安いくらいだ。
ドラレコの位置が低すぎて景色の良さが伝わりきらないと思うが、騙されたと思って訪れて欲しい。

ビジネスホテル歴城荘
なんとも昭和的趣きに溢れた宿といえる。
トイレ風呂無しでアメニティも乏しいが、部屋自体は問題なくホテルといえるレベルだ。
自分は他人と風呂に入るのが嫌いなので大浴場は心配していたが、入った時間も遅いせいか貸し切り状態で素晴らしかった。
湯船に入ったのなんていつぶりだろうか。
柄にもなく長湯をしてしまった。
明日は鍾乳洞観光をしよう(-ω-)/