チェーンメンテも済んだ事だし道北方面へ向かう事にした。
道北へは十勝峠という北海道の真ん中にある山を登っていく事になる。
前日の酒がそこそこ残っていたし一昨日はキャンプで疲れていたところに素晴らしいホテルでの優雅な朝、当然出発は10:00とゆっくりめになった。
誰にも起床時間や行動時間を指図されない素晴らしいことこの上ない。
展望レストランとかち亭
国道274号線の峠道を東に向かって走り抜けていくと清水ドライブインという道の駅みたいなやつがあり、展望レストランとかち亭がドライブイン内にある。
ちなみに駐車場からの景色も綺麗なのでトイレ休憩でもオススメ。
牛トロ丼
ネギトロの牛バージョンみたいなやつがご飯の上に乗っかている丼ぶりもの、googleで牛トロ丼半角スペースとすると、「まずい」という文字列が出現するがそんな事はないので是非食べて欲しい。
たぶんネガティブ評価の人は日ごろの行いが悪くて味覚がバグっていたんだろうと考えている。(´・ω・)
絶対に不味くなく、確実にうまい。
ウィキペディアによると2011年の発生した焼肉屋でユッケを食べて食中毒が発生した事件のあおりを受けてそれ以前とは違う製法になったらしいが、そもそもこの旅は2018年なので伝統的な製法でつくられた味は知らないのでどうでもいい。
それは昔と変わらない
腹ごしらえが終わってバイクの各部分を点検していたらブレーキパッドがそろそろヤバい事に気づいた。
そして現在の本州の旅においては直面する事のほとんどない問題が北海道には残っている事を知ることになった。
パッドが無いのでバイク屋を検索したが北海道には札幌にしか大規模なバイク用品を扱う店舗はなく、訪れたバイク屋には当時メジャーなninja250のパッドの在庫すらなかった。
とりあえず今日来た道を戻って札幌の2りんかんでパッドを交換するしか無くなった。
この教訓から今ではちゃんと点検してから必要に応じて軽いパーツは持っていく事にしている。
遊び小屋コニファー
札幌に戻ろうにも夜の十勝峠越えはリスキーだし、別にブレーキをしなければパッドは削れないので今晩はキャンプをする事にした。
変わった名前だがキャンプ場を発見して連絡したところ問題がなかったので「遊び小屋コニファー」に向かう事にする。
自衛隊を退役してキャンプ場を始めた人が管理人らしい。
このキャンプ場の特徴
まずキャンプ場は結構な田舎で道道859号までは舗装されているが、そこから少しの間砂利道となる。
オーナー曰く土砂降りの中バイクで訪れた女の子がコケてキャンプなんかしたくないと泣いていたらしい。
そういった困難に遭遇してもここなら空いていればロッジのようなものだと思うが建物に宿泊することも出来る。
建物はオーナーの手作りなのでそれはそれで素晴らしい経験になると思う。
またキャンプ場はそこそこの広さがあり小さな川というか水が流れている。
これも手作りなのかは不明だが近くに川が流れているようなのでソレかも知れない。
もしくはそこから引っ張ってループさせているかだと思う。
最後にこのキャンプ場は今は少なくなった直火が可能なキャンプ場なので、焚火台を使用しない貴重な体験ができる。
ちなみに自分は人の山に勝手に入ったり禁止されている場所で直火をするやつは旅人でも何でもないロクデナシだと思っている
仕事をしてなくても生活保護でも何でもいいが、同じ旅人の肩身が狭くなるような真似は控えなければならない。
話はずれたが以下にこの日のキャンプの写真を載せておくことにする。