本当の意味で宿周辺に何もないのどかな立地からかさわやかな朝を迎えた。
そのせいか7時ごろに起床して8時には柄幸町、つまり東側の海岸線へと向かって走り出してた。
ウスタイベ千畳敷
9:00ごろについたウスタイベ千畳敷は写真のような平たい岩が広がっている場所になっている。
千畳敷自体は日本の他の場所にもあるので少しめずらしいかな程度の存在だと思う。
ウスタイベ千畳敷キャンプ場
この時期はまだ5月なのでオープンしてなかったかもしれないが、ウスタイベ千畳敷の近くにはウスタイベ千畳敷キャンプ場が併設されており、
無料でゴミ捨て場があり、トイレ炊事場まで完備されている高規格なキャンプ場があるらしい。
もちろん開いていたとしても朝方9:00にキャンプをする理由がないのでお世話になる事は無かったが、今後のキャンプではいい拠点になるんじゃないかと思う。
ちなみに町からも近いので買い物もできて非常に便利なことが予想される。
カニ祭り
ちなみに柄幸町では7月にカニ祭りが開催されるため、その時期は非常に込み合うらしい。
その時期に訪れるのであれば参加してみたいと考えている。外部サイト、柄幸観光ポータル
へんな花
この時期の北海道にはそこら中にたんぽぽが映えているが、通常の黄色いタンポポにまぎれてピンク色の混じった変なたんぽぽを見かけることがある。
写真がその変なたんぽぽなんだけど、いったいこいつはなんなのか気になるところ。
調べた方があまいのか正式な名前が分からない。
ライダーハウスやませ
海岸沿いをしばし走り北上すること70km程度にて飲食店を発見した。
この飲食店は「ライダーハウスやませ」さんで、先に行ってしまうとこの日の宿となる場所。
お昼ご飯はラーメン
突然だがバイク乗りという連中はツーリングの途中にラーメンを食うやつが一定数いる。
まるで化粧品の個人差によりますくらいの信ぴょう性だが、たしかに存在する。
自分自身もラーメンの味は好きなんだけど、ラーメンを食べた場合はもれなくお腹を下すことになる。
ラーメンを麺を黄色くするのに使う「かんすい」という材料との相性が悪いらしい。
しかし大抵の美味いものは体にいい部分だけではないことも確かだし、ここまできてラーメンを食わずにすぎさる選択肢はない。
たった1つの失敗があったとすればクソみたいなドケチ根性をださずに「ほたてラーメン」を注文するべきだったことだ。
猿払村はほたての名産地である。
宗谷岬
ご飯を食べてからさらに北上すること85km、夢にまで見た宗谷岬に到着した。
宗谷岬には大昔に日本領だった島がうっすらと肉眼にて確認することが出来る。
この先は今は進むことが出来ない。
いつか国境をこえて走りに行きたいと思っているし可能だ。
この日までだって県境を超えて海を越えてきた。
とりあえず今んところはこの程度にしといてやるってのが精一杯の気持ちだった。
樺太、サハリン
個人的には気軽にツーリングしたいので返してほしいが、日本領だったのは遥か昔。
自分の年齢の倍以上の昔のことであることを踏まえると、今現在そこにタメのロシア人が住んでいたとしたら彼らにとっては故郷といっても過言ではないと思う。
個人的な歴史認識でいえば終戦間際のどさくさに特攻占領した事は世界的なルールとしてもいかがなものかと思う。
ただし先ほどの昔の話であるという事もある。
その2点を踏まえた上でシェアハウス的な感じはどうだろうか?
いい感じだなーと思っている。
ていうか21世紀にいちいち暴力やもめごとすんのやめろ、金属とか無駄な燃料をクソみたいな理由につかうんじゃねぇ。
頭の中19世紀か(´・ω・)
ロシア人に敵意はないし仲良くしたいところなんだけどなー
道の駅 ふるさつ公園で飯
ライダーハウスに戻る前に宗谷岬と宿の間に道の駅 ふるさつ公園があったので、とりあえず夕飯はそこで済ませておくことにした。
道の駅内のレストラン風雪にて「ほたて焼きカレー」を食べた。
前述の通り猿払村はホタテの名産地なのでココでホタテを注文しない事はない。
そして焼きカレーは好きだ。
宿の夜
ライダーハウスやませ。
バイクが2台おいてあった1つはSRのようなバイクでもう一つはBMW GSの何かだった。
驚くことにSRのようなバイクは自分の地元のナンバーがついていた。
それにしても幻想的な景色だ。
時折トラックが走り抜けていくのがまた良い。
人生初のライダーハウス
今回の宿は人生は初のライダーハウスでもある。
めっちゃ汚いとか主がいるとかの話は聞いたことがあるが、ここは布団こそないが流し台もあるしコンセントもある。
至れり尽くせりといった感じだ。
2台のバイクの持ち主はちょっとオッサンともうちょっとオッサンだった。
ちょっとオッサンの方が地元が同じで出張で札幌に来ている人で、もう一人は関西で仕事をやめてGSと共に旅に出てきているらしい。
昨日は宗谷岬の先の稚内のライダーハウスに泊まったらしくいい宿だったと言っていた。
同郷のライダーがもっていきていたドローンはアマゾンで格安で買ったもので、簡単に風に流されてしまうのが問題らしいが非常にコンパクトになる。
初めて触った操作したドローンは自分もドローンを買おうかなと思わせてくれるものだった。
GSの人が教えてくれた「北海道キャンピングガイド2018」はキャンプ場を探すのに便利だし、本としても楽しい一冊だった。
ハードに飲みかわす夜というよりは簡単に飲んで少し話して寝るというスマートな夜だった。
非常にクールなライダーらしい夜でいい思い出になったし、またどこかで再開する事もあると思う。
蛇足
ちなみにだがセコマもといセイコーマートの商品で一番好きなのは100円をきる安価なこれが好きだ。
けっこう美味しいのでオススメ。