帯広のライダーハウスで起床した自分は、天気予報は宗谷以外の明後日の天気はすべて雨ということになっているので、前から予定していた道北へと向かいなおすことにした。
雨雲がやってくるまではまだ余裕があるので、今日は旭川の東側にある当麻鍾乳洞を見に行ってみようと思う。
富良野で通り雨に打たれてずぶ濡れになった。

昨日は雲が厚く薄暗かった勝狩峠も遠くにほんの少し日が差していたが、富良野のあたりで通り雨に遭遇したため、ずぶ濡れになってしまった。
当麻鍾乳洞のある当麻町には田んぼが広がっていて、この辺りは稲作の最北端になっている。これより北部では稲作をしている農家はいなかったはずだ。
さっきの豪雨が嘘のように青空が広がっている。鍾乳洞までは少し歩く箇所があるので、とても助かる。
当麻鍾乳洞を見学



当麻鍾乳洞は1億5000万年前ごろに誕生したらしく、北海道指定天然記念物に指定されている。
天井から地面に向かって同一の太さでパイプ状に伸びる鍾乳石はその形からマカロニ鍾乳石と呼ばれ、純度が高く透き通っている珍しいものらしい。その性質から学術的にも価値のあるものされている。
洞窟内の気温は低いため、見学の際は上着を持っていくのを忘れないようにしたほうがいいと思う。
施設はとてもきれい手入れが行き届いている。

入場料は500円かかるが、駐車場はとても広いため車で向かっても停められないこともなく、施設に自動販売機やお土産屋、トイレの清掃も行き届いている。
感想、道中の景色もとても綺麗。

インスタ映えなどはしない地味なスポットではあるが、夏場でも気温が低いので休憩を兼ねて見学してみるのをオススメしたい。
旭川の町から徐々に田舎の田園風景に風景が変化していく様子や、田んぼに水が張ってあるときは遠く広がる水面が空を映していてとてもノスタルジックな気分になってくる。時間の無い人でも短時間でドライブも楽しむことができる側面があるといえると思う。